ファンタジーな25のお題 #4

今回のお題は『時計台のある街』でした。

前回は『魔法使いの弟子if』ということでパロディでしたが、今回は正史です。『モノクローム・ドリーマー』後のラパンの足どりを追っています。時系列的には、タニカの日記の少し後くらいにあたります。王都の祭で路銀を稼いでから北国へ旅立つと行ってピレネー地方を去ったラパンですが、予告多り(?)王都「ラインアマド」でお祭りをエンジョイ中のようです。遊んでないではよ旅立てよ……。

※お題(自作)の一覧はPAINTINGSにあります。

Liqul Pal(こんにちは)!
せっかくなのでおまけの解説を載せておきます。

女の子たちが「砂漠あらかるたのモブ」の顔をしている……(戦慄)。手癖で描くと同じような顔になるよね!

最近感銘を受けた本のひとつに『最高の絵と人生の描き方』という本があるのですが、そのキャッチコピーが「僕は絵を描きはじめて人生が圧倒的に楽しくなった」なんですね。私はイラストレーターを名乗れるような技量は持ち合わせていませんし、もちろんプロでもないので、有名アニメーターである作者様とは土俵がまったく違うわけですが、それでも「共感した」と言わせてほしい。私はアナログ絵が描けません。正確には、紙にペンでキャラの絵を描いたり簡単な模様を描くことはできます。

学生のころはノートに鉛筆で創作キャラの絵を描いて、ひとりで眺めてニヤニヤして完結していました。それはもちろん楽しかったわけですが、それでも、ですよ。2013年にSAIと出会ってデジタル絵を描きはじめてからと、その前とを比較したら、やっぱり人生が変わっているような気がする。人生、というと大げさかもしれないのですが、少なくともデジタルツールを使うことによって「創作キャラをより脳内映像に近い形(色味など)で出力できるようになった」わけで。脳内の世界を具現化することはわりと私の生きがいだったりするので、出力物の解像度が上がれば上がるほどハッピーに生きられるんじゃないかということです。


いやなんかグダグダ言ってますけど

もう端的に言うと この絵が↓

こうなるわけですから↓

やっぱりデジタルイラストのポテンシャルすげええええって思うわけですよ!

もちろん色鉛筆やコピックで描かれた美麗なお花やキャラの絵とかを見るのは本当に大好きなんですが、自分で描く分には好きなだけアンドゥーできてレイヤー重ね放題のデジタルイラストが好きだな。


国破れて山河あり 人に(黒)歴史あり。